症例ブログ
2015年1月22日 木曜日
子供の矯正のメリット
歯並びを考える際に、矯正治療を開始する年齢をご心配される患者さんは多いのではないでしょうか?子供さんの矯正に関するお問い合わせの中で多く受けることがあります。
最近ではネットに様々な情報が載っているため、「小児矯正=非抜歯矯正」というイメージが強くなってきている気がします。
今回書くコラムは、子供の矯正のメリットについてです。中でも特に気になる非抜歯について書いてみようと思います。
「何歳から矯正したらよいか?」という質問に対しては明確なものはございません。それは患者さんの成長具合、あるいは歯並び、上下の顎の位置関係(出っ歯、受け口)など様々な要因から診断をする必要があるからです。
では、なぜネットに多くの小児矯正が非抜歯で出来るとうたっているのかについてみていきましょう。そもそも抜歯が必要になる場合というのは、顎が小さく歯が綺麗に並ぶスペースがない場合に起こります。歯が凸凹になっているのも並ぶスペースがない場合に起こります。子供の内に矯正治療をするという場合、この顎の成長を促す矯正装置などを使用し、歯が綺麗に並ぶスペースを作りながら矯正治療を行うことが出来ます。子供の骨の成長と言うのはびっくりするほど早く、結果的に非抜歯で矯正治療を終えることが出来る可能性が大人の矯正よりも高くなります。
しかし考えなくてはならないことは、矯正治療を受けなくても永久歯に生え替わるなかで、自然に綺麗に並ぶ場合もあるということです。例えばすきっ歯などの患者さんが、放っておいて大人になったら並んでいたということは多々あります。その為子供の内に矯正治療をすることが必ずしも正解とも言えないのが正直なところです。歯根(歯の歯茎に埋まっている根っこの部分)の状態や並び方、角度などや顎の大きさなど色々調べたうえで子供のうちに矯正を開始するかしないかを判断するのが一番お勧め出来ることかと思います。
もも矯正歯科へセカンドオピニオンを求めてこられる方も増えてきました。一概に子供の内にすぐ矯正治療を開始するのではなく、正確な診断の中で患者さまと一緒にスタートするタイミングを考えていければと思います。
最近ではネットに様々な情報が載っているため、「小児矯正=非抜歯矯正」というイメージが強くなってきている気がします。
今回書くコラムは、子供の矯正のメリットについてです。中でも特に気になる非抜歯について書いてみようと思います。
「何歳から矯正したらよいか?」という質問に対しては明確なものはございません。それは患者さんの成長具合、あるいは歯並び、上下の顎の位置関係(出っ歯、受け口)など様々な要因から診断をする必要があるからです。
では、なぜネットに多くの小児矯正が非抜歯で出来るとうたっているのかについてみていきましょう。そもそも抜歯が必要になる場合というのは、顎が小さく歯が綺麗に並ぶスペースがない場合に起こります。歯が凸凹になっているのも並ぶスペースがない場合に起こります。子供の内に矯正治療をするという場合、この顎の成長を促す矯正装置などを使用し、歯が綺麗に並ぶスペースを作りながら矯正治療を行うことが出来ます。子供の骨の成長と言うのはびっくりするほど早く、結果的に非抜歯で矯正治療を終えることが出来る可能性が大人の矯正よりも高くなります。
しかし考えなくてはならないことは、矯正治療を受けなくても永久歯に生え替わるなかで、自然に綺麗に並ぶ場合もあるということです。例えばすきっ歯などの患者さんが、放っておいて大人になったら並んでいたということは多々あります。その為子供の内に矯正治療をすることが必ずしも正解とも言えないのが正直なところです。歯根(歯の歯茎に埋まっている根っこの部分)の状態や並び方、角度などや顎の大きさなど色々調べたうえで子供のうちに矯正を開始するかしないかを判断するのが一番お勧め出来ることかと思います。
もも矯正歯科へセカンドオピニオンを求めてこられる方も増えてきました。一概に子供の内にすぐ矯正治療を開始するのではなく、正確な診断の中で患者さまと一緒にスタートするタイミングを考えていければと思います。
投稿者 もも矯正歯科