スタッフブログ

2016年7月 1日 金曜日

歯並びに自信がない?

今日は歯列矯正、歯並びに関する調査結果を見つけたのでご紹介します。日本臨床矯正歯科医会が行った動向調査結果で、今回も1000人の方を対象にしたものです。


Q1. 歯並び、噛み合せに自信がありますか?

・22.0%:当てはまらない(歯並びに自信がない)
・24.2%:やや当てはまらない(歯並びにあまり自信がない)


Q2. 歯を見せて笑うことに抵抗がありますか?

・8.1%:抵抗がある
・17.8%:やや抵抗がある


約半分の46.2%の方が歯並び、もしくは噛み合せに自信がなく、25.9%の方が笑顔を気にされていることがわかりました。みなさんはいかがでしょうか?

以前朝日デジタルが行った調査では身体の部位で一番コンプレックスを感じるのは?という問いに対して、歯が一番だったという記事もありました。

これだけ多くの方が歯並びに対して意識があるのに、いざ矯正治療を受けたいか?という質問に対しては海外と比較しても日本人は約半分ほどしかYESと答えなかったというデータもあります。(日本54.2%・上海85.3%・ニューヨーク:79.3%)


重度の不正咬合、例えば上顎前突(出っ歯)、下顎前突(受け口、反対咬合、しゃくれ)や交叉咬合などの場合は、発音や咀嚼など見た目以外の問題もたくさんある為、矯正治療を受けられる率は高い気がしますが、叢生(デコボコ、乱ぐい歯、八重歯)などに関してはまだまだかもしれません。

患者さんに矯正治療を受ける決断をする前の状況や懸念事項を聞いてみると、やはりブラケット(矯正装置)が目立つのではないか、痛みがあるのではないか、治療期間がとても長くなるのではないか、費用がとても高いのではないか、ということを心配していたという答えが返ってきます。

スピード矯正、インプラント矯正、見えない裏側矯正(舌側矯正、リンガル)やアライナー矯正(インビザラインなど)の矯正材料の向上、矯正医の技術向上により、一昔前の問題はだいぶ解決されてきています。一つ一つの疑問にきっちりと向き合い、安心して歯列矯正治療が受けられるよう、これからも情報を提供していきたいと思います。




投稿者 もも矯正歯科